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家計のやりくりをFPに相談アベノミクスでインフレになるようです。インフレに備えるには?

アベノミクスでインフレになるようです。インフレに備えるには、どのように考えればよいのでしょうか?

FPからの回答

インフレが「物価の上昇」であるのに対し、デフレは「物価が下がる」ことを意味します。

日本は何年もの間、デフレ状態が続き、物価が下落していました。景気が悪いので物価が下がるのですが、物価が下がることで景気を悪くしている面もありました。物価の下落が続いていると、「そのうちもっと安くなる」という予想が働き、買い控えにつながります。このため、さらに景気が冷え込んでしまうようになります。

それに対し、インフレで物価の上昇が続くと、「早く買わないと値上がりしてしまう」ので、購入を急ぐことになります。このため、インフレには景気を良くする作用があります。本来は景気が良くなることで物価は上昇するのですが、物価の上昇が起きることで、景気を良くする効果もあります。今、政府や日本銀行が行っている政策も、インフレによって景気が良くなることを期待しています。

インフレと同時に景気も良くなれば、給料やボーナスが増えますが、そうなるまでには時間がかかります。当面は、物価の上昇が先行し、家計の支出が増えてしまいます。同じだけの消費をしていても支出金額が増えるので、気が付かないうちに家計の赤字が増えるということになりかねません。特に1~2%ぐらいのインフレだと、1つ1つの商品の値上げはそれほど大きなものではありません。しかし、全体を通してみると、確実に支出金額は増えます。

さらに、今後は消費税が8%、10%へと引き上げられる予定です。消費税の引き上げ分も含めると、今後2~3年で、モノの値段が1割程度の値上げとなる可能性があります。家計の状況が悪化するのを防ぐには、1割の支出を減らさなければなりません。家計の支出の中では、減らすことができない項目も多いため、そう簡単なことではありません。今まで「必要」と考えていたものについても削減の余地がないか、改めて総点検をするとよいでしょう。

インフレが続くと、株式や不動産の価格は上昇します。一方、お金の価値は下落します。預貯金は値下りするわけではありませんが、実質的な価値は低下します。また、円の価値が下落することで、外国為替相場は円安ドル高となることが考えられます。すると、外貨建ての資産の価値は上昇します。このように考えますと、今後は元本確実な預貯金よりも、価格変動のある金融商品などへの投資が有利になると考えられます。

ただし、これらはすべて「インフレが続けば」という仮定での話です。実際に政府の思惑通りに2%のインフレが達成できるかは、わかりません。デフレが続く可能性もあります。家計の管理では、1つの可能性にかけるのではなく、あらゆる可能性を考慮したバランスの良い対策を心掛けておきましょう。

(2013年9月 村井 英一)

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