初めてのご予約受付センター

通話無料0120-366-929

営業時間 9:00~19:00

閉じる

家計のやりくりをFPに相談月収20万円で、子どもが4人欲しいというのは、無謀な夢か

月収20万円で、子どもが4人欲しいというのは、無謀な夢でしょうか。

夫は介護関係の職に就いています。月収は手取りで20万円前後。3歳と1歳の子どもがいるので、私はしばらく働けません。今でも家計に余裕はありませんが、夫婦とも子どもが大好きで、あと2人くらい、子どもを持ちたいと考えています。とはいえ、私たちの収入では、「4人の子どもが欲しい」という考えは、欲張りすぎでしょうか。4人の子どもを持ったとして、教育費はまかなえるのか、アドバイスをお願いします。

【家計収支】
収入
20万円
支出
家賃(公営住宅・駐車場代込み) 3万円
食費 2万2000円
水道光熱費 1万7000円
通信費 1万2000円
日用雑貨費 3000円
教養娯楽費 5000円
交際費 3000円
ガソリン代 6000円
子ども費 2万円
被服代 2000円
夫こづかい 1万5000円
妻こづかい 3000円
医療費 5000円
保険料 0
貯蓄 5万円
支出計 19万6000円
貯蓄残高 370万円

FPからの回答

幼稚園は1人ずつ通うと、貯蓄をキープできる

最初に家計収支についての感想からお話ししますと、これ以上削るところがないほど、節約されていると思います。収入の4分の1を貯蓄にまわされているなど、かなり努力されていることが、家計収支からも伝わってきます。

さて、ご質問者はお子さんをあと2人欲しいというご希望をお持ちです。やりくりが厳しいことは覚悟の上でしょうから、お子さんが全部で4人いる家庭を想定して、生活設計を考えてみたいと思います。

まず、毎月頑張って貯めていらっしゃる貯蓄の5万円については、現在3歳と1歳のお子さんが5歳と3歳になられたとき、幼稚園に2人通わせると、貯蓄はほぼできなくなります。そこで幼稚園に通わせる場合、2年保育を選んで、2人同時在園を避けたほうが、家計的には安全。幼稚園に通うのが1人ずつであれば、幼稚園在園中も貯蓄の継続が期待できるからです。このことは、3人目、4人目のお子さんの場合も同じです。

4人目を出産された後、仕事を始められることを想定して保育園への入園が実現すれば、保育料の負担ほうが幼稚園の負担より抑えられると思います。幼稚園の費用にも、収入に応じた減免措置が設けられていますが、収入面から考えますと、保育料のほうが安くなる可能性が高いからです。

3人目と4人目は保育園に通うことで、幼稚園に通った場合よりも、負担は抑えられると思います。4人目の出産後に奥様の収入が家計にプラスされれば、高校くらいまでは収入内でのやりくりも可能だと思います。

高校まで公立なら、助成制度の活用などで大丈夫

とはいえ、1人目のお子さんが高校生になられると、家計はかなり厳しくなります。公立高校に通ったとしても、部活代や定期代、スマホの通信料など、削りにくい支出が増えるからです。

高校時代の家計負担の大変さを考慮する形で、高校生に向けた助成制度が拡充しています。たとえば今年度(平成26年度)の新入生から、給付型の奨学金の制度「高校生等奨学給付金」が導入。給付型なので、年収によっては返済不要の奨学金がもらえるようになりました。

ご質問者の場合は、年収が大きく増えなければ、この奨学金の受給対象になると思います。第1子は年額3万7400円、23歳未満の兄や姉のいる第2子以降は、年額12万9700円(いずれも公立高校に通った場合)がもらえます。私立高校では、給付額はさらに増えます。

修学支援金の制度も、今年度、変更になりました。ご質問者のご家庭では、従来の2倍に当たる、23万7600円がもらえるはずです。公立高校の授業料の2倍の金額がもらえますので、授業料に充てるお金との差額分は、塾代や部活の費用などに充てられます。

充実してきている助成制度によって、お子さんたちが高校生になられても、公立高校に通えば、なんとかやりくりしていけるでしょう。

大学時代の入学費用は児童手当に手を付けずに貯める

お子さんの人数が多くなるほど、負担が厳しいのは大学時代の教育費です。高校までは、今まで説明してきたように、収入内でのやりくりも可能ですが、大学生になると、負担する金額が大きくなるだけでなく、公的な助成制度がほとんど用意されていないからです。奨学金を借りることも考えないと、大学にかかる費用の全額を、親だけで準備するのは難しいと思います。

また奨学金は、大学入学後に振り込みがスタートします。入学前に収めなければならない入学金などは自力で準備する必要があります。入学金などを教育ローンでまかなうのは絶対に避けたいので、児童手当に手を付けず、大学時代の入学時費用として貯めていきましょう。

児童手当に手を付けずに貯めていくと、1人目と2人目のお子さんは約200万円、3人目と4人目のお子さんは約230万円が貯まります。200~230万円くらい貯まれば、大学入学費用になりますし、入学後に奨学金を借りるとしても、借りる金額を抑えられます。

いずれにしてもご相談者の場合は、教育費に偏った家計となり、レジャー費などの楽しみ費をかけづらくはなりますが、お子さんがたくさんいる毎日には変えられないのでは。自治体がおこなっている夏休みのイベントを巧く利用するなど、お金はかけないけれど、手間をかけることで、楽しむ方法は見つかるはずです。

家計の状況については、お子さん達にも年齢ごとに必要と思われる範囲で説明をして、時には我慢を強いる場面が出てくるかもしれません。我慢することがあるとしても、お子さんたちにとって、兄弟姉妹が4人いるというのは、成長すればするほど、心強い存在になると思います。そのためにも教育資金のプランをきちんと立てて、4人のお子さんを持ちたいという夢を現実のものにしてください。

(2014年9月 畠中 雅子)

保険クリニックでお金や保険について相談する

人生の中でお金や保険の疑問は絶えないものですよね。例えば結婚した時、子どもが生まれた時、退職した時など、その時々で最適な資産設計や加入する保険はどうすれば良いのかと考えるのではないでしょうか。少しでも悩んだ時はお近くの保険クリニックで無料でご相談ください。

保険クリニックでは様々な研修や試験に合格したコンサルタントが、お客さまおひとりおひとりにぴったりの保険選びや資産設計をサポートいたします。ご相談はすべて無料ですので、安心してお越しください。まずは下記よりお近くの店舗をお探しください。

まずはご相談だけでもOK!
お気軽にご来店してください!

通話料無料はじめてのご予約受付センター

0120-366-929

営業時間
9:00~19:00
定休日
年末年始

保険クリニックが
はじめての方へ

知識豊富なコンサルタントが、オリジナルの保険システムでお客さまの不安や疑問を、安心や納得へ変えていきます。

  • 何度でも相談無料
  • ぴったりな保険が選べる
  • 保険の知識がなくてもOK!
  • 一生涯の安心サポート

閉じる

お近くの店舗を探す

※ご利用のブラウザの【位置情報へのアクセスをオン】にしてご利用ください。

全国に280店舗!
  • 複数の保険を比較できます
  • 無理な勧誘は一切いたしません
  • あなたにピッタリの保険が探せます
通話料無料 フリーダイヤル0120-366-929

営業時間 9:00~19:00