保険業への参入をめざす異業種企業で、計画の凍結や修正が相次いでいる。楽天は商品の独自開発を見送り、他社開発の保険販売に特化する。レンタルビデオのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)も免許取得の準備会社の設立が大幅に遅れている。新規参入企業の間では免許取得のハードルが想定より高いとの声が多い。一方、各社の事業計画の甘さも指摘されている。
金融庁は2004年の金融改革プログラムで保険業への新規参入の促進を盛り込み、昨年の保険業法改正で開発できる商品が限定される代わりに資本規制などが緩やかなミニ保険制度を設けた。これをきっかけに、本業との相乗効果を狙い、保険業への参入を検討する異業種企業が増えた。新規参入が認められたのは、ペット保険、糖尿病患者の保険など大手保険があまり扱わない商品に特化した会社が多い。