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保険業界ニュース

第一生命で保険金未払い、数百件 多くの顧客は気づかず

 第一生命保険の「三大疾病特約」で、保険金の未払いが約500件あることが15日判明した。終身保険や医療保険などにつける特約で、契約者ががんや急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病にかかった場合に、まとめて100-2000万円程度を支払うもの。顧客が入院給付金などを請求する際、請求書に医師の診断書を付けて保険会社に提出する。診断書で三大疾病にかかり、所定の状態になったことが確認できれば、保険会社は契約者に特約の保険金を請求できることを知らせるが、診断書の記述の見落としや判断ミスなどで、案内が漏れていたケースがあると見られる。医師が契約者本人にがんを告知しないような例への対応も課題。保険会社が契約者に対して保険金請求できる旨を案内すれば、間接的にがんにかかっていることを知らせてしまう恐れがあるため、案内を控え、結果的に未払いになっているケースもある。
 
第一生命はこれまでに、未払いが判明した約500件の対象顧客に通知し、229件分の支払いを終えた。今後の調査結果によっては未払い件数が増える可能性がある。また、他の生保も調査中としており、今後他社に広がる可能性もある。

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