疾病保障付き住宅ローン、広がる 「慢性」など、内容多様に
がんや脳卒中などにかかった場合、ローンの支払が軽減されたり免除されたりする、疾病保障付き住宅ローンを取り扱う銀行が増えている。ローンの返済者が被保険者、銀行が保険契約者となり、所定の疾病になった場合、保険会社から支払われた保険金・診断給付金をローンの返済に充当する仕組みだ。商品内容は様々で、「がんなら残高ゼロ」と謳っていても、がんと診断された時点で残高がゼロになる保障もあれば、がんの種類によって対象にならない商品や、医師の診断以外の条件が付くこともある。顧客側は保障内容をよく確認する必要がある。
昨年10月から三大疾病保障付き住宅ローンの取り扱いを開始した三井住友銀行は4日、慢性疾患も対象にした「三大疾病ワイド保障型+5」を発表。がん、急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病に加えて、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の5つの慢性疾患も適用対象とする。5つの疾患で就業不能になったら、1ヶ月の免責期間後1年間は毎月の返済額相当の保険金が支払われ、1年経過時点でも就業不能が続けば残高がゼロになる。
三菱東京UFJ、みずほ、りそななど他の大手各行も3月から7月にかけて疾病保障付き住宅ローンの販売を始めた。地方銀行も相次いでこのローンの販売を進めており、仏BNPパリバグループのカーディフ損害保険と提携するケースが多い。
大手行の疾病保障付き住宅ローン
| 銀行名 |
保障対象 |
追加費用 |
提携先 |
発売時期 |
| 三井住友 |
三大疾病 |
+0.3% |
カーディフ損保 |
05年10月 |
| がん |
+0.2% |
カーディフ損保 |
05年10月 |
| 三大疾病と慢性5疾患 |
+0.3% |
カーディフ損保 |
06年8月7日 |
| 三菱東京UFJ |
七大疾病 |
保険料を毎月
引き落とし |
東京海上日動 |
06年3月 |
| 中央三井信託 |
がん(100%給付型) |
+0.2% |
カーディフ損保 |
06年4月 |
| がん(50%給付型) |
+0.1% |
カーディフ損保 |
06年4月 |
| 住友信託 |
三大疾病 |
+0.3% |
住友生命 |
06年7月 |
| みずほ |
三大疾病(特約) |
+0.3% |
第一生命 |
06年7月 |
| りそな |
三大疾病 |
+0.25% |
第一生命 |
06年7月 |
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