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保険業界ニュース

日生に業務改善命令 社内監視働かず 不正に保険契約を解除

 金融庁は26日、日本生命保険に対して告知義務違反に関する手続きに不正があったなどとして業務改善命令を発動した。仕事の遅れを隠そうとした一社員によるものとはいえ、第三者のチェックが働かず、長期にわたって不正が見逃された管理体制の重大な欠陥が指摘された。
 処分の原因となった日本生命の保険金支払い担当社員は、97年-05年にかけ105件の保険契約を不正に解除。保険会社は顧客が契約時に病歴などウソをついていたことがわかった場合、1ヶ月以内であれば契約解除できるが、この社員は期限を越えていたにもかかわらず、書類を書き換えて不正に契約を解除していた。また保険金や給付金の支払いが遅れた際に発生する遅延利息の支払いでも、遅延利息が発生する日付を書き換え、支払い額を少なくしていたケースが02-05年にかけて303件見つかった。
 「商品が複雑化して事務負担が増えているのに、人員の配置などが適正になされていなかった」と新居副社長は説明。今年3月に契約総務部を新設し、人的資源の配分を見直すほか、給付金支払い担当部門の要員を増やすなどの再発防止策を実施している。


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